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BrandING Force!

ブランディングフォースは、ブランディングに関する知見・ノウハウ・事例研究を発信していく、webメディアです。

同時に、クライアントの依頼を請けてブランディングのプロセスを支援していく、チームプロジェクトの機能も有します。

web上に公開しているコンテンツは、どなたでも会員登録なし、ログイン不要ですべて無料でご覧いただけます。
ブランディングのご相談、お問い合わせは、どうぞ「お問い合わせ」のフォームよりご連絡ください。一両日中にこちらからメールにてご返信申し上げます。

ブランディング・ファシリテーター

1990年代、企業のブランド形成支援をビジネスとして展開していたのは、主として広告代理店とコンサルティングファーム、そしてCI(コーポレート・アイデンティティ)の専門会社でした。

この三者の系譜は、現在においても業際をグラデーションしながら、広報・広告系、戦略支援系、デザイン会社系といったかたちで受け継がれています。その間、

  • 社会のデジタル化(DX)の進展
  • モバイルメディアの発達
  • 働き方の多様化

などを背景要因として「ブランディング」概念の普及が進み、その結果情報システムの構築やweb制作を請け負う事業者や、パーソナルコーチングのプロなど、多彩な業種・業態がブランディング支援の領域に参入しています。

これらの多くは、自らのサービスを「ブランドコンサルティング」あるいは「ブランドのデザイン」という呼び方で位置づけています。

コンサルティング【consulting】とは、「相談に乗る、助言や指導を与える」という意味の言葉です。道が分からない人に、「そこに行くにはここを通って、あちらの方向に行くべきです」と教えてあげる行為に似ています。ある時点で情報などを持っていない人に対し、「与える」というニュアンスを含みます。

またデザイン【design】とは、既に素材として存在する何かを具体的な形で表現し、視覚化することだ、と言ってよいでしょう。表現のアイデアは無数にあり得ますが、それはあくまでも素材に準じなくてはなりません。ブランドが考える世界観や理念を無視したり、それらと無関係にデザインを行うことはできないのです。

私たちは、「ブランディングの答えは常にクライアントの中にある」と考えています。それは決して他者が外部から与えるものではありません。しかしその一方で、クライアント自身がいまだ意識できていない、可視化や言語化ができていない場合も多いのです。そこで、それを見つけ出し明確化する、発掘するような支援の仕方をしたいと、いつも考えてきました。そうするとコンサルティングという言葉もデザインという表現も、若干の違和感を感じるのです。

そこで、ブランディングフォース! ではクライアントのブランディングを支援するサービスを
ブランディング・ファシリテーション
と呼ぶことにしました。

ファシリテーション【facilitation】とは、「簡単にすること」という意味の英単語ですが、 ビジネスの場での会議では「会議を円滑・簡単にして、話を前に進ませる」という意味で用いられます。問題解決に向けた合意形成を促進させる「ファシリテーター」という職業が知られるようになってきましたが、私たちもブランディングにおける「ファシリテーター」でありたいと願っています。

ブランドのことを強く考え、意識し、意思決定し、実現させていくのは、ほかならぬブランディングを推進する当事者です。それをなおざりにして「ブランディングとはこうだ」と押し付けることは、外部の支援者にはできません。しかし、それを実現に結び付けるためにできることは、最大限行っていこうと思います。

ひとまず、汎用論として役立つブランディングに関するTIPSを、このwebサイトで公開していきます。個別に相談してみたいと思われる方は、お立場に関わらずどうぞお気軽にお問合せください

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